作成した背景
課題への添付がファイル・サイズ、ファイル数ともに多くなり、Jira Server のディスク容量が不足がちになった。Box なら容量無制限なので、Boxに保存して Jira にリンクを貼れば問題は解決するが、オペレーションが面倒になる。これを自動化して、Jira 課題にファイルが添付されたら、Box に移動してJira に Box ファイルへのリンクを貼るようにした。ユーザーは Jira にファイルを添付すれば、自動的に Box に移動してくれるのでこれまでの操作で Jira のディスク容量問題を解決できた。
使い方
トリガー
アクション
- Update の内容を判別し、ファイルの添付が無ければ処理は終了
- ファイルの添付が有った場合は、添付されたファイルをダウンロード(複数ファイルの同時添付にも対応)
- 想定しているフォルダが有るかどうかを確認
- フォルダが無ければ作成してファイルをアップロード、有ればそのフォルダにファイルをアップロードする。
- ファイルアップロードする時には、ファイルが有るかどうかを確認し有った場合は、FileIDを指定してアップロードするので、ファイルの更新となる。
- Boxの仕様で、フォルダ/ファイルは作成直後は検索しても見つからない。その場合、作成/アップロード時に重複エラーとなるので一定時間待ってからリトライを実施する。
- ファイルをBoxにアップロードした後は、Jira の添付ファイルは削除する。
- Jira に Box ファイルへのリンクを設定する。
- エラーが有った場合は、Slack のチャネルにメッセージ出力する。
注意事項
- Box内の指定したフォルダの プロジェクトコード / 課題キー のフォルダに格納されます。
- 課題作成時に添付された課題の処理には対応していません。
- Jira のリンクは Box の最新版のファイルに対して設定されます。Box に Webからファイルをアップロードしたら Jira のリンクはアップロードしたファイルとリンクします。